フルトヴェングラーが指揮したブラームスの交響曲に初めて接したのはロンドン・フィルとのニ長調交響曲の録音で、起伏の大きな演奏は、この曲の概念を変えさせた。
ベルリン・フィルとの演奏はさらに雄渾で、作品の明るい抒情性を保ちながらスケールが大きい。
全体に遅めのテンポを感情の起伏に応じて微妙に変化させ、旋律を歌わせるときは息の長いフレージングと強い集中力で感情を極限にまで高める。
第四楽章の抑えた表情が燃焼するときの激しさは、第二楽章のみずみずしい感情の対極にある。
彼が長い間常任指揮者をつとめたベルリン・フィルの美しい音色と緻密なアンサンブル、そしてライヴ録音も彼の解釈を忠実に生かしている。

ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73(+同第3番)
フルトヴェングラー指揮
ベルリンpo.
録音:1952年5月 ミュンヘン(L)
初出:1975年6月 WF80010〜3(全集)
EMl TOCE8510
------------------------------------------
■ベーム指揮 ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73(+悲劇的序曲アルト・ラプソディ)
穏やかに、しかし全体はがっちりと揺るぎなく堅固に、ブラームスの大き過ぎず、小さ過ぎず、ほどよい音楽が築かれる。
抒情性は充分。
でも決して踏み外さない。
カラヤンの演奏があって、一方にこのベームの虚飾のないブラームスがあり、バランスがとれていたようにも思うけれど、それだけじゃないのは、このブラームスを聴けば明らか。
自然な気分の高まりは、あふれるように流れ出るわけではないが、まさにブラームスその人の気分がそうであったに違いないと感じられるくらい、自然に出てくる。
きちんとしたテンポ、ねじのゆるみを許さない指揮の力が、その潤沢を生んでいる。
確かにブラームスはオーヴァーじやなかった。
ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73(+悲劇的序曲アルト・ラプソディ)
ベーム指揮
ウィーンpo.
録音:1975年5月 ウィーン
初出:1976年10月 MG8194〜7(全集〉
G POCG3262
ベルリン・フィルとの演奏はさらに雄渾で、作品の明るい抒情性を保ちながらスケールが大きい。
全体に遅めのテンポを感情の起伏に応じて微妙に変化させ、旋律を歌わせるときは息の長いフレージングと強い集中力で感情を極限にまで高める。
第四楽章の抑えた表情が燃焼するときの激しさは、第二楽章のみずみずしい感情の対極にある。
彼が長い間常任指揮者をつとめたベルリン・フィルの美しい音色と緻密なアンサンブル、そしてライヴ録音も彼の解釈を忠実に生かしている。

ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73(+同第3番)
フルトヴェングラー指揮
ベルリンpo.
録音:1952年5月 ミュンヘン(L)
初出:1975年6月 WF80010〜3(全集)
EMl TOCE8510
------------------------------------------
■ベーム指揮 ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73(+悲劇的序曲アルト・ラプソディ)
穏やかに、しかし全体はがっちりと揺るぎなく堅固に、ブラームスの大き過ぎず、小さ過ぎず、ほどよい音楽が築かれる。
抒情性は充分。
でも決して踏み外さない。
カラヤンの演奏があって、一方にこのベームの虚飾のないブラームスがあり、バランスがとれていたようにも思うけれど、それだけじゃないのは、このブラームスを聴けば明らか。
自然な気分の高まりは、あふれるように流れ出るわけではないが、まさにブラームスその人の気分がそうであったに違いないと感じられるくらい、自然に出てくる。
きちんとしたテンポ、ねじのゆるみを許さない指揮の力が、その潤沢を生んでいる。
確かにブラームスはオーヴァーじやなかった。
ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73(+悲劇的序曲アルト・ラプソディ)
ベーム指揮
ウィーンpo.
録音:1975年5月 ウィーン
初出:1976年10月 MG8194〜7(全集〉
G POCG3262
![素材満載 ブログで作る かんたんホームページ [CD-ROM付き]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61XF13WMY1L._SL160_.jpg)